日本語レッスンの進め方

1、レッスン実施報告書 Sigh-in sheet

事務処理と支払い

先生は事務局作成のグーグルスプレッドシートの実施報告書を使用して、授業の日時を記録します。先生のみが記入し、生徒にも確認させながら進めてください。予定表としても利用することができます。事務局からも閲覧編集可能なシートです。ネットを利用できない場合に限り、印刷して生徒の署名のために毎レッスン持参してください。月が替わっても同じシートを累積して利用します。欄が不足したら欄を複製して利用して下さい。

  • 先生が記載したスプレッドシートをレッスン毎に生徒に確認。紙の場合、レッスン後にサインをもらう。
  • レッスン時間は15分単位で記入。例)1時間15分は1.25
  • 累積時間は、総合計時間として累積して記載してください(体験レッスンを除く)。
  • 毎月末の報告時に、最後の日付の行にアンダーラインを引いて次月と区切る。

※レッスンの事前署名を生徒にさせないでください。未成年の場合は、ご両親に各クラスの署名をしてもらう必要があります。

2、キャンセル規定

レッスン前24時間を切ってからのキャンセルは、先生へ時給が支払われます(交通費は除く)。生徒にも案内しています。予定していた時間数の記入し、次回レッスン時に生徒署名(Student’s Signature)欄に「Late cancellation」と先生が記入し生徒にも確認しておいてください。無断欠席の場合は 生徒署名(Student’s Signature)欄に「No-Show」と記入し生徒にも確認しておいてください。

※キャンセル規定は、急な変更で先生に迷惑がかかることを防ぐとともに、生徒のやる気を引き出す理由もあります。逆に先生も急に変更したい時もあるかもしれません。先生に迷惑がかかっていなく毎回でなければ、理由によっては考慮して24時間以内でも変更振替していただいても構いません。逆に、先生が予定を忘れていて生徒が受講できなかった場合は、振替レッスンをしてください。信頼できる家庭教師となることで生徒との良い関係構築することもレッスン成功のカギとなります。

3レッスン実施報告と講師料支払

講師料は、毎月末締めの翌月20日までにお支払いします(銀行休業日は翌営業日)。レッスンを行った月は、事務局までメールで簡単に状況の連絡をください。レッスン実績はグーグルスプレッドシートにその都度記載し、毎月月末までに必ず実施状況を記載ください。事務局で確認して実施時間数の講師料をお支払いします。シートを印刷して紙で利用の場合は、写メを取ってメール添付で支払い申請して下さい。支払い口座が三菱UFJ銀行またはゆうちょ銀行以外は、振込手数料は受取人の負担になります。

※当月の報告が間に合わなかった場合、速やかに報告ください。未報告のまま翌月末を超えますと、お支払いができなくなりますのでご注意願います。

レッスンについて

1、レッスン内容

レッスン内容は生徒の希望に沿って行ってください。

※ 下記参考サイトもご利用ください。

 <参考> レッスンのPOINT

  • 楽しく進める。やる気を引き出す。定期的にほめる。(厳しくした方が喜ぶ生徒には厳しく!)
  • 重要:会話のレッスンでは、生徒の間違いを毎回必ず直すようにしてください。どのレベルでもほとんどの生徒が希望します。
    少しの間違えでもスルーせずに、会話を止めて、助詞や語順や発音や語彙の選択を正してください。例えば、「今のところは少し間違っています。正しくはこうです。もう一度正しく言ってみてください。」の様に教えると良いです。レッスンの終わりに紙にメモして渡してあげるのも良いです。
  • 各クラスの最初に、前回学んだことを復習し、その週に気づいた日本語のわからなかった部分について質問します。
  • 生徒が希望すれば宿題を出すのもおすすめです。
  • 会話が遅い生徒でも決して先生が一方的に話さず、生徒が話すまで待つことでできるだけ話す練習をさせてあげてください。
  • 教え方が生徒の希望にあっているか時々確認してください。
  • 英語しか話せない生徒でも、できる限り日本語を増やしていくレッスンにしてください。

2、レッスン時間

1レッスンの長さおよび頻度は生徒の希望を優先しつつ、先生の都合に合わせて自由に決めて下さい。曜日・時間・長さは固定でなくても大丈夫です。1回のレッスンは60分がお勧めですが、75分や90分など希望を聞いて決めてください。(15分単位で設定可)。

3、時間数

  1. 生徒がマンスリープランの契約の場合、1か月に5時間の自動継続です。1か月に5時間の予定を生徒と計画して進めてください。5時間以上教えてもレッスン料は支払われません。終了期限はありません。生徒が辞める又は先生が教えられなくなるまでです。未消化のレッスン時間は翌月まで繰り越すことができます。
  2. 生徒が時間数を一括購入される場合は、生徒の希望のペースで計画を立て、時間数を自由に消費してレッスンしていただけます。購入時間数と期限は開始時にお伝え致します。

4、教材

生徒が望む教材を使用して教えて下さい。生徒がどの教材を使用すべきかわからない場合、教材の選択は先生の仕事の1つです。生徒の教材選びを手伝い、実費購入させてください。

*テキストのコピー代は請求できません。どうしても手持ちの教材をコピーして使う場合コピー代が必要であれば、生徒納得の上都度徴収して下さい。
*講師用の教材は先生ご自身でご用意ください。無くて当該生徒のみにしか利用しない場合、貸出も検討しますので事務局までご相談ください。
*シェアできる教材やサンプルもありますのでもし困りましたらご相談下さい。

5、レッスンの場所

生徒の希望する場所(自宅、オフィス、カフェ、公共の施設等)に先生が出向くのが基本です。場所によっては先生のカフェ代など先生の出費が発生する状況もあるかもしれませが、先生にとっても問題のない場所でお願いします。

6、交通費

公共交通機関の実費をお支払いします(上限1,000円/回)。体験レッスン後に往復交通費を申請してください。自家用車は、往復の距離数を申請ください。片道5キロ以下の場合は一律300円を支給します。徒歩圏内の生徒の場合は交通費の支給はありません。

7、レッスンの終了・講師の交代

担当の生徒は、責任を持ってレッスンを続けてください。やむを得ず講師交代を希望する場合は、お早めにご連絡ください。その際、次の講師が決まるまでレッスンの継続をお願いすることがあります。

注意点

講師としてふさわしい行動をしてください。

  • ジーンズ、ショートパンツ、Tシャツなどカジュアルな服装は禁止。
  • 適切な話題を心がけてください。宗教や政治の話題は避けてください。
  • やむを得ずレッスンをキャンセルする場合は、24時間前までに生徒に連絡してください。
  • 自分が運転する車に生徒を乗せてはいけません。
  • 日本語レッスン以外の仕事を頼まれても行ってはいけません。
  • 契約外で生徒にレッスンをすること、他の教室を紹介することなどは禁止です。
  • 日本語の先生という立場上生徒さんとのむやみに交流しない方が適切ですが、禁止ではありません。レッスン時間の前後の世間話は時間外として自由に行って頂いて構いません。レッスンの時間とは明確に分けて良識の範囲でお願いします。
  • 契約内容や講師料について生徒と直接交渉することは禁止です。
  • 失礼な態度やセクハラ等のハラスメントが見られた場合は、速やかに事務局までご連絡ください。
  • 生徒の個人情報を外部に漏洩してはいけません。

*もし生徒の事で何か困り事がありましたら改善の対応をしますので遠慮なくお伝えください。ご不明な点やご質問は、お気軽に事務局までご連絡ください。