2021 Climate Action Internship
2021年 気候変動対策インターンシップ活動報告
2021年、Helping Hands and Hearts Japanでは、大学生インターン生が中心となり、SDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」をテーマにしたオンラインワークショップを企画・実施しました。
この活動では、気候変動、地球温暖化、フィリピン・レイテ島の台風被害、アグロフォレストリー、環境保全と地域支援の関係について学び、若い世代に向けて分かりやすく発信することを目指しました。

2021年活動の概要
2021年の気候変動対策インターンシップは、インターン生が気候変動対策とアグロフォレストリーを学び、それをオンラインワークショップとして発信する実践型の活動でした。
ワークショップでは、SDGs、地球温暖化、台風ハイヤンの影響、気候変動対策、アグロフォレストリーの仕組みなどを取り上げました。参加者がオンラインでも有意義な時間を過ごせるよう、インターン生たちは内容構成、資料作成、進行方法、クイズ、アンケートなどを工夫しました。
インターン生によるオンラインワークショップ
このワークショップは、学生インターン生が企画し、参加者に向けて気候変動対策を分かりやすく伝えることを目的として実施されました。
単に調べた内容を発表するだけではなく、参加者が興味を持ち、考え、質問し、学びを深められるように、アイスブレイク、クイズ、資料配布、アンケートなどを組み合わせた構成になりました。

ワークショップで扱った主なテーマ
2021年の活動では、気候変動を遠い世界の問題としてではなく、暮らし、農業、災害、環境、国際協力とつながる身近なテーマとして伝えることを重視しました。
SDGs目標13
SDGsの中でも、目標13「気候変動に具体的な対策を」に注目し、世界が取り組むべき環境課題として紹介しました。
気候変動と災害
フィリピン・レイテ島を襲った台風被害を例に、気候変動が人々の生活や地域社会に与える影響を学びました。
アグロフォレストリー
農業と林業を組み合わせ、環境保全と生活再建を同時に進める方法として、アグロフォレストリーを紹介しました。
ワークショップ内容
オンライン開催でも参加者が集中して学べるよう、ワークショップは複数のパートに分けて構成されました。
自己紹介とアイスブレイク
最初に参加者が参加しやすい雰囲気を作り、オンラインでも交流しやすい場づくりを行いました。
地球温暖化と気候変動
気候変動がなぜ起きるのか、地球温暖化が私たちの生活にどのような影響を与えるのかを説明しました。
台風ハイヤンの影響
フィリピンで大きな被害をもたらした台風ハイヤンを取り上げ、気候変動と災害、農村地域の生活への影響について学びました。
SDGsと気候変動対策
SDGs目標13をもとに、個人、地域、国際社会がどのように気候変動対策に関わることができるかを考えました。
クイズ・アンケート・振り返り
参加者が学んだ内容を確認できるように、クイズやアンケートを行い、最後に学びを振り返りました。
企画・準備の様子
インターン生たちは、オンライン開催のワークショップをより分かりやすく、参加しやすいものにするため、何度も話し合いながら企画を進めました。
気候変動やアグロフォレストリーという専門的なテーマを、初めて学ぶ人にも伝わるようにするため、言葉の選び方、スライド構成、発表の流れ、参加者への問いかけ方を工夫しました。



オンラインワークショップ動画
2021年に実施したオンラインワークショップの動画です。インターン生が、地球温暖化、台風ハイヤン、SDGs目標13、アグロフォレストリーについて説明し、気候変動対策を身近なテーマとして伝えました。

SDGsと気候変動を学ぶ
ワークショップでは、SDGsという言葉を初めて聞く人にも分かりやすいように、貧困、差別、人権問題、環境問題など、世界が抱える課題を解決するための目標として説明しました。
その中でも、SDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」を中心に、地球温暖化や異常気象、災害への備え、環境に配慮した暮らし方について考える内容にしました。
アグロフォレストリーを伝える
アグロフォレストリーは、農業と林業を組み合わせる土地利用の方法です。野菜、果樹、森林樹木、家畜、有機肥料などを組み合わせることで、農家の収入源を多様化しながら、土壌や水、森林環境の回復にもつなげることができます。
ワークショップでは、HHAHJがフィリピン・レイテ島で取り組んできたアグロフォレストリー活動と結びつけて、気候変動対策と地域の生活再建がどのようにつながるのかを紹介しました。



発表スライド
インターン生がオンラインワークショップで使用した発表スライドです。地球温暖化、ハイヤン台風の影響、フィリピンの農業、SDGs目標13、アグロフォレストリーの目的、植樹活動、有機農業、複合農業などを扱っています。
PDFが表示されない場合は、下のボタンからPDFを開いてください。
参加者に伝えたかったこと
このワークショップでインターン生が伝えたかったことは、気候変動対策は専門家だけのものではなく、私たち一人ひとりが考え、行動できるテーマであるということです。
農業は環境に負担を与えることもありますが、方法を工夫することで環境に配慮した農業を進めることができます。また、化学肥料や農薬の使い方、生態系への影響、森林や土壌の保全など、日常の食や暮らしともつながるテーマとして学ぶことができます。
参加者の学び
参加者からは、農業と環境の関係について考え方が変わった、化学肥料や農薬が生態系に与える影響について新しい発見があった、という感想がありました。
活動写真とインターン生の学び
2021年のインターンシップでは、気候変動対策ワークショップだけでなく、HHAHJの関連活動や英会話グローバルボイスのスタッフ活動にも関わりました。新しい事業を行う難しさや、参加者に届く宣伝方法についても学ぶ機会となりました。



インターン生が得た学び
2021年のインターンシップを通じて、学生たちは気候変動やSDGsについて学ぶだけでなく、それを人に伝える難しさと大切さを経験しました。
専門的な内容を分かりやすく整理すること、参加者が関心を持てるように構成を考えること、オンラインでも参加しやすい場を作ることは、実践的な学びとなりました。
社会課題を学ぶ力
気候変動、災害、農業、環境保全、国際協力の関係を学び、社会課題を広い視点で捉える力を育てました。
分かりやすく伝える力
SDGsやアグロフォレストリーを初めて学ぶ人にも伝わるよう、言葉や資料構成を工夫しました。
企画を形にする力
ワークショップの内容、流れ、資料、クイズ、アンケートを準備し、実際のオンラインセミナーとして形にしました。
HHAHJにとっての意義
2021年の気候変動対策インターンシップは、HHAHJが取り組んできたフィリピンでのアグロフォレストリー活動を、若い世代の学びと発信につなげる活動でした。
環境活動、国際協力、教育、情報発信を組み合わせることで、学生が社会課題を学び、自分の言葉で伝える機会となりました。HHAHJにとっても、過去の環境活動を次世代の学びへつなげる重要な取り組みです。
関連ページ
以下のページでは、HHAHJのインターンシップ活動全体と、関連する環境・気候変動対策活動を紹介しています。