心の回復を支える
花を公共の場に届けることで、被災した人々が日常の中で少しでも明るさや安心を感じられる場所づくりを目指しました。
2022 Climate Action Internship
2022年、Helping Hands and Hearts Japanでは、大学生インターン生が中心となり、台風オデットで被害を受けたフィリピンの地域を支援するため、クラウドファンディング企画と気候変動をテーマにした特別英会話講座の作成に取り組みました。
この活動では、被災地の人々の心に寄り添う支援、公共スペースへの花壇設置、WAND財団との協力、READYFORでの発信、返礼品としての英会話講座作成を通じて、環境支援と社会への伝え方を実践的に学びました。

2022年2月から3月にかけて、インターン生はHHAHJの活動に参加し、フィリピンを襲った超大型台風オデットの被災地支援をテーマに、クラウドファンディングの企画・申請・公開準備・発信を行いました。
支援の内容は、現地カウンターパートであるWAND財団と協力し、ディナガット諸島の公共スペースに花壇を設置するというものでした。花を通じて、被災した人々の心の回復、地域の景観回復、環境意識の向上につなげることを目指しました。
2021年12月、超大型台風オデットがフィリピンを襲い、ディナガット諸島や周辺地域では多くの建物や生活基盤が被害を受けました。
このインターンシップでは、食料や医療などの緊急支援だけでなく、被災した人々の心の回復や地域の前向きな再建にも目を向けました。公共の場に花壇を設置することで、地域の人々が少しでも明るい気持ちを取り戻せるような支援を考えました。

クラウドファンディングの目的は、台風被災地の公共スペースに花壇を設置し、地域の人々の心に寄り添いながら、環境問題への意識と生活の質の向上につなげることでした。
花を公共の場に届けることで、被災した人々が日常の中で少しでも明るさや安心を感じられる場所づくりを目指しました。
花壇の設置を通じて、地域の景観回復とともに、植物や自然環境への関心を高めるきっかけを作ろうとしました。
現地の公共スペースに設置することで、一時的な支援ではなく、地域に残る形の支援を目指しました。
プロジェクトでは、台風オデットで被害を受けたディナガット諸島の公共スペースを支援予定地として検討しました。公共の場に花壇を整備することで、地域の人々が集まり、復興に向けて前向きな気持ちを持てる場所づくりを目指しました。



インターン生は、クラウドファンディングの目的、支援内容、文章構成、返礼品、プロジェクト紹介文、現地からのメッセージなどを整理し、READYFORでの公開に向けて準備を進めました。
プロジェクト名は「フィリピンを襲った超大型台風オデットの被災地に花を届けたい」とし、被災地の人々に花を通じた癒しと希望を届けることを伝えました。
このクラウドファンディングは、目標金額100,000円に対して支援総額34,000円、支援者9人という結果となり、目標達成には至りませんでした。達成しなかったため、READYFOR上での支援予約はキャンセルとなりました。

クラウドファンディングでは、支援を呼びかけるために、現地で何が起きたのか、なぜ支援が必要なのか、どのような形で役立つのかを分かりやすく伝える必要がありました。
台風被害の深刻さだけを伝えるのではなく、花壇設置という小さくても前向きな支援が、被災地の人々の心の回復や地域の再建にどうつながるのかを言葉にすることが重要でした。
このプロジェクトは、フィリピンで長年協力してきた現地カウンターパートであるWAND財団との連携によって企画されました。WAND財団のElmer博士からは、被災地の状況や花壇設置の意義についてメッセージが寄せられました。
緊急支援では、避難所、食料、医療などが重視される一方で、村人の心理的・社会的な状況は見過ごされやすい面があります。公共花壇の設置は、被災した家族の心の健康を支え、生活再建に向けた気力を高めることを目的としていました。



インターン生は、短い期間の中で企画作成、現地との会議、クラウドファンディング申請、公開、返礼品作成など、複数の作業を並行して進めました。
プロジェクトの目的、支援内容、文章構成、返礼品、対象者を整理しました。
現地の被災状況、支援予定地、花壇設置の意義について確認しました。
READYFORでの公開に向けて、必要な情報や文章を整えました。
READYFORにてクラウドファンディングページを公開しました。
公開後の状況や今後の進め方について確認しました。
クラウドファンディングの返礼品として、気候変動をテーマにした特別英会話講座を作成しました。英会話学習と環境問題を結びつけることで、支援者が学びながら気候変動について考えられる内容にしました。
多くの若者が気候変動について感じている不安の深さをテーマにした英会話講座です。
気候変動と巨大台風、フィリピンでの災害をテーマにした英会話講座です。
アグロフォレストリーと気候変動の関係をテーマにした英会話講座です。
プロジェクトでは、バラ、ハイビスカス、ヒマワリ、サンパチェンスなど、現地の人々に親しまれる花を育てることが想定されていました。
花は人の気分を明るくし、ストレスを和らげる力があります。また、植物を育てることは、地域の景観や環境への関心を高めるきっかけにもなります。インターン生は、物資支援とは異なる「心に寄り添う支援」のあり方を学びました。

台風オデットの被害は大きく、現地では生活基盤や自然環境に深刻な影響がありました。インターン生は、写真や現地からの情報をもとに、被災地の状況を理解し、支援の必要性をどのように伝えるかを考えました。



2022年のインターンシップでは、台風オデットの被災地支援、クラウドファンディング企画、環境支援についての学びを、インターン生自身が外部ページに整理し、発信しました。
HHHJapan公式サイトのこの活動報告ページでは、団体の視点から活動の背景、クラウドファンディングの経過、結果、学びを整理しています。一方、インターン生制作ページでは、学生自身が考え、構成し、制作した内容を、当時の成果物として見ることができます。
台風オデットの被災地支援や、公共スペースへの花壇設置を目指したクラウドファンディング企画について、インターン生自身の視点でまとめたページです。公式活動報告とあわせてご覧いただくことで、学生が支援の目的や伝え方をどのように考え、ページとして形にしたのかを見ることができます。
外部サイト(ペライチ)が新しいタブで開きます。
2022年のインターンシップでは、クラウドファンディングの企画を通じて、社会課題を伝える難しさ、共感を生む文章の作り方、複数の視点からプロジェクトを考える重要性を学びました。
また、国籍、年齢、職業、立場の異なる人々と関わりながら活動することで、新しい価値観に触れ、自分自身の視野を広げる機会にもなりました。
クラウドファンディングでは、支援者に思いを伝え、共感してもらう文章や構成が重要であることを学びました。
申請、公開、返礼品作成、現地との調整など、多くの準備が必要であり、時間に余裕を持って進める大切さを実感しました。
台風被害や気候変動の背景を知ることで、環境問題をより身近な課題として捉えられるようになりました。
活動を通じて、インターン生は国際協力や環境問題への理解を深めるだけでなく、社会人としての姿勢、相手に伝える力、チームで活動する力を学びました。
国際協力をしたいという思いがありながら、どのように学びを深めればよいか迷っていた中で、このインターンシップに参加しました。環境問題の背景を知ることで、以前より身近な問題として捉えられるようになり、社会人としての在り方も学びました。
春休みを有効活用し、新しいことに挑戦したいという思いから参加しました。国籍、年齢、職業が異なる人々と関わり、活動する中で、新たな考えや価値観を学び、自分自身の視野も広がりました。
2022年の気候変動対策インターンシップは、フィリピンでのアグロフォレストリー活動や環境支援の経験をもとに、学生が自ら企画し、社会に向けて発信する活動でした。
クラウドファンディングは目標達成には至りませんでしたが、学生が支援の意味を考え、現地の状況を学び、文章やページを作成し、返礼品として英会話講座まで形にしたことは、重要な学びの成果です。
以下のページでは、HHAHJがこれまで実施してきた海外実務、国内NPO、多文化共生、気候変動対策、日本語教育などのインターンシップ活動を紹介しています。関心のある活動報告をご覧ください。