日本には大きな都市がいくつも存在します。
「5大都市」と呼ばれているのは東京や大阪、名古屋、札幌、福岡ですが、その中でも特に東京と大阪は規模が大きくなっています。
外国人が日本に住む際、どちらが良いのか悩む人もいます。
それぞれ特徴に大きな違いがあるため、意外とこの選択は重要だといえるでしょう。
この記事では、そんな「外国人が住むなら東京と大阪どちらが適しているのか?」という疑問について解説していきたいと思います。
Contents
東京の良さ
東京都は、関東地方にある年であり「日本の首都」です。
ロンドン、ニュートークと並ぶ「世界三大都市」の1つとされています。
人口は約1,400万人ですが、埼玉や神奈川、千葉などの近隣県から多くの労働者が東京都内で働いていて、休日も多くの人が訪れることから、2000万人規模の都市と言っても過言ではないでしょう。
それでは、具体的に東京の良さを挙げていきましょう。
時代の最先端をいち早くキャッチできる
東京は前述した通り世界三大都市に数えられるだけあって、常に新しいサービスや新しいお店が誕生しています。
日本で流行する物事のほとんどが東京発であるため、東京に暮らすことでいち早く流行に触れることができるのです。
新しいもの好きであれば、東京で暮らすのがおすすめです。
様々な価値観を持った人と出会える
大阪も様々な地域から多くの人々が集まりますが、東京はさらに上をいきます。
世界中から様々な価値観を持った人が集まるため、刺激をもらえる出会いが多くなるのです。
日本人との出会いだけでなく、様々な国の人とも交流できます。
仕事に困ることが少ない
世界的に見ても日本は経済的に裕福な国の1つですが、地方などでは仕事を見つけるのが大変だったりします。
しかし、多くの企業が集まる東京では、非常に多くの求人が常に出ているため、全く仕事が見つからないといった状況になりにくいメリットがあります。
毎週どこかでイベントが行われている
日本の中心である東京では、アーティストのライブや企業イベントなど、毎週なにかしらのイベントが行われています。
身近で様々なイベントが行われるので、気軽に魅力的なイベントを楽しむことができます。
東京に住むデメリット
メリットがあればデメリットがあるものです。
簡単に東京に住むデメリットを挙げていきましょう。
・物価が高い
・家賃が高い
・誘惑が多すぎるため出費が多くなりがち
・他者との精神的繋がりが薄い
大阪の良さ
それでは次に、「大阪の良さ」を具体的に挙げていきましょう。
都市部であってもそれほど家賃が高くない
東京では、1人暮らし用の1Rや1Kといった間取りの部屋を借りるにも毎月7~10万円程度必要になります。
しかし、大阪では5~8万円程度で借りることができるため、経済的なメリットは大きいといえるでしょう。
全体的に住みやすい
大阪は、流行やイベント数、企業数などでは東京に劣るものの、医療や環境、教育、インフラを含めたトータルでは「住みやすい」と感じる人が多い傾向にあります。
過去には「世界で最も住みやすい都市」で3位にランクインしたこともあるほどです。(ちなみに東京は7位)
陽気な人が多い
大阪は、東京に住んでいる人とは真逆の性格な人が多いです。
「大阪弁」を使い、会話したことがない他人にも気軽に話しかけます。
会話の最後に必ずおもしろい「オチ」を作るのも大阪人の特徴です。
笑う場面のない会話をしていると、「ほんで?オチは?」と言われることもあります。
安くて美味しいソウルフードがある
日本に限らずですが、その土地にはソウルフードとも呼べる食べ物があるものですよね。
大阪には、「たこ焼き」や「お好み焼き」といった安くて美味しいソウルフードが存在します。
このソウルフードを食べに大阪を訪れる人も多いのです。
京都や奈良が近い
外国人は、日本文化に強い興味がありますよね。
特にお寺や神社などに興味を持っている外国人は多いはずです。
「金閣寺」や「銀閣寺」「法隆寺」「清水寺」といったお寺が特に有名ですが、京都奈良には合計5000寺近くもあり、それぞれ違った歴史や魅力があるものです。
大阪と隣接しているため、大阪に住んでいれば頻繁に京都や奈良に観光に行けるというのも、大きなメリットの1つだといえるでしょう。
大阪に住むデメリット
東京と同じように数多くの魅力が詰まった大阪ですが、やはりいくつかデメリットだと言われることの多いポイントがあります。
・大阪特有のノリについていけない
・治安が東京と比べるとやや悪い
・交通ルールを守らない人が多い
・せっかちな性格な人が多い
大阪にはこのようなデメリットがあります。
まとめ
今回は、「外国人が住むなら東京と大阪どちらが適しているのか?」という疑問について解説してきました。
東京と大阪は、日本を代表する大都市ではありますが、ここで挙げたようにかなり特徴に違いがあります。
どちらが住むのに適しているかは、住む本人の価値観とそれぞれの土地の特徴との相性だといえるでしょう。
ぜひそれぞれの特徴と自身の価値観を照らし合わせ、住む場所を決めてみてはいかがでしょうか?