外国人が日本でできる副業と副業を行う上で注意する点

副業

日本でも2023年以降物価の上昇が目立ってきており、「会社からの給料だけでは生活が苦しい」と感じている人も多くなっています。

それは日本で働く外国人も同様です。

日本では、「働き方改革」によって副業を解禁する企業が増え、実際に副業を行う人も多くなっています。

それゆえに、副業を始めたい外国人も必然的に多いはずです。

そこでこの記事では、そんな「外国人が日本でできる副業と副業を行う上で注意する点」について解説していきたいと思います。

PC、スマホ、スキルさえあればいつでもどこでも副業できる

これは外国人にかかわらずですが、現代ではPCやスマホ、そしてスキルさえあればいつでも副業を行うことができます。

・外国向けの記事作成を行うライティング

・アイコンやヘッダ―といったイラスト作成

・プログラミングやシステム開発といったIT系作業

・動画編集ソフトを使った編集

・翻訳

このように、特定のスキルが一定以上のレベルであれば、そのスキルを活かして副業を行うことができます。

SNSを利用して直接仕事を請け負うこともできますが、より受注しやすくするためには、「クラウドソーシングサイト」の利用がおすすめです。

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日本で副業をする上での注意点

前述した通り、日本では気軽に副業ができる環境となっていますが、いくつか注意点も存在します。

在留資格

就労ビザの1つとなっている「技能実習」や「特定技能」に関しては、副業やアルバイトは認められません。

「身分・地位に基づく在留資格」を持っている人に関しては、制限はありません。

基本的には、在留資格で認められている活動許可の範囲内であれば、副業ができると考えて良いといえます。

IT系の企業で働いている人であれば、IT系のスキルを利用して副業を行うことができるというわけです。

ただし、「資格外活動許可」を取得していれば、規定された業務範囲外の副業やアルバイトも可能となります。

会社の就業規則

働き方改革によって副業を解禁する企業が非常に多くなりましたが、それでもまだ副業を禁止にする企業はある程度存在します。

会社の就業規則を見て、副業が可能かどうかをチェックしてから副業しましょう。

確定申告が必要になるケースも

日本では、年間20万円以上の副業収入があった場合、確定申告を行わなければなりません。

確定申告をする必要があるのに行わなければ、無申告加算税や延滞税が課せられる可能性があります。

外国人におすすめの副業

それでは、「資格外活動許可」を得ている外国人におすすめの副業をいくつか挙げてみましょう。

前述したライティングや翻訳、プログラミング、動画編集など以外にも様々な副業が考えられます。

具体的にいくつか挙げてみましょう。

海外クラウドソーシングサイトで日本にいるからこそ稼げる案件をこなす

クラウドソーシングサイトは日本だけでなく当然ながら世界中にありますが、そうした日本以外の国のクラウドソーシングサイトを利用して稼ぐのもおすすめです。

ツアーの予約代行やホテル、旅館の予約代行などは、それだけで1件50ドル以上の報酬が期待できます。

さらには、日本の風景を撮影することで報酬をもらえる案件などもあります。

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観光ガイド

以前は資格がなければできませんでしたが、現在では無資格者であっても観光ガイドとして働くことができます。

観光ガイド専用のサイトに登録し依頼を受け働きます。

新型コロナウイルスが5類に緩和され、日本を訪れる外国人は再び多くなってきています。

こうしたインバウンド副業は、非常に狙い目であるといえるでしょう。

物販ビジネス

日本では、メルカリやヤフオクといったネットオークションで副業収入を得ている人が数多く存在します。

がいこ句人の人におすすめである理由としては、海外輸入がしやすいということです。

母国に帰国した際についでに海外商品を買い付けすることができますし、言葉の問題もないため交渉もしやすいからです。

これは日本人には難しい点なので、外国人である特性が最大限に活かせる点だといえるでしょう。

物販ビジネスは、副業程度の規模であればそれほど多くの在庫を持つ必要がありませんし、注文が入ってから数日以内に時間を見つけて発送作業を行えば良いので、本業にそれほど影響を及ばさずに稼ぐことができます。

ブランド品など扱うアイテムによっては、少ない労力で大きな収入を得ることができます。

まとめ

今回は、「外国人が日本でできる副業と副業を行う上で注意する点」について解説してきました。

外国人の場合、日本で副業を行うには「資格外活動許可」や在留資格で認められている活動許可の範囲内であることが求められます。

これらの条件を満たしていて、会社の就業規則で副業が禁止になっていないならば副業を行うことができます。

副業ができる人は、ぜひここで挙げたおすすめの副業のいずれかにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?