【第24日目】受動態の作り方

目次

本日のコラム

さて、昨日のコラムで留学に行きたくなった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今日は、留学する学校の選び方についてお伝えします。

留学に興味がない方は、今日のコラムは読み飛ばしてください。

まず、学校選びで大切なことは、自分が何に重点を置きたいかということです。

あなたも学校について重視したい点が複数あるのではないでしょうか。

以下は、留学生の皆さんからよく聞かれる要望です。

1、授業料が安いこと
2、 日本人留学生が少ない
3、 クラスの人数が少ない
4、 多彩な国籍の生徒がいること
5、 ホームステイ先があること
6, 豊富なアクティビティ
7,スピーキングに力を入れている
8, 学校設備が充実している
9, 日本人カウンセラーがいる
10, アットホームな学校

自分にとって重要なことをいくつかリストアップしてみましょう。

そうすることで、留学先を絞り込むことができます。
また、留学コンサルタントに希望を伝えると、その希望に近い学校を提案してくれるでしょう。

少しでも留学を考えている方は、昨日と今日でスムーズに絞り込めたのではないでしょうか。

このeラーニングには留学はありませんが、英語の勉強を進めていく上で、留学は必ず出てくる選択肢です。

留学するかしないか、そこが人生のターニングポイントになります。

頑張ってください。

では、本日の学習テーマ、「受動態」を見直していきましょう。

受動態
How to make a passive voice

受動態

受動態とは

他の人や物から動作を受ける表現で、「~である」と訳されます。そして、受動態は「パッシブ」と呼ばれることもあるので、少し注意してください。

英語の文型は、<be動詞+動詞の過去分詞>です。

カナダでは英語が使われています。

English is used in Canada.

受動態が過去形の場合、何かが行われたことを示すために動詞 “be “が使われます。

その建物は去年壊れました。

That building was broken last year.


受動態の場合、”by “は「~に(起因する)」という意味でよく使われます。

これらの歌は若い人たちに愛されている。

These songs are loved by young people.

未来形の受動態は<will be動詞過去分詞>で、「~だろう」というような意味になります。

多くの人がこの場所を訪れるだろう。

Many people will visit this place.
 
この場所はたくさんの人々に訪れられるでしょう。
This place will be visited by many people.

受動の疑問文と否定文

受動疑問文ではbe動詞が使われているので、be動詞を主語の前に持ってくることで完成します。

これらの写真はニューヨークで撮られたものです。

 
これらの写真はニューヨークで撮られましたか。
Were these pictures taken in New York?

未来形では、willだけが主語に先行し、be動詞よりwillが優先されることに注意しましょう。

This place will be visited by many people.
 
Will this place be visited by many people?

受動否定文では、be動詞を使うので、be動詞の後にnotを書きます。 もちろん、短縮形も使うことができます。

それらの写真は東京では撮られなかった(撮られなかった)。

Those pictures were not (weren’t) taken in Tokyo.

特別な受動態

受動態の形をしていますが、受動態の意味にはならず、通常の文のように扱われているものもあります。

日本語に訳す時は特に気を付けて下さい。

僕は外国の文化に興味があります
I am interested in foreign cultures.
be動詞+interested in ~ ~に興味がある)と覚えましょう。

私たちはその知らせに驚いた
We were surprised at the news.

(be動詞+surprised at ~ ~に驚く)と覚えましょう。news はテレビなどのニュースばかりとは限りません。

「~に(よって)」の部分に by 以外の単語が使われる場合もあり、これも上記のものと同様、連語として覚えておくと役立ちます。

その歌手は世界中の人々に知られています。
The singer is known to people in the world.

そのドアは木で作られています。
The door is made of wood.

wood は木と言っても、家などを立てたりするために加工された木材のことで、木が切り倒された後のものです。

受動態の復習

受動態

 受身(うけみ)とも言われます。

 「~される」という意味になります。

 主語 + be動詞 + 過去分詞・・・.

 1) 目的語を主語(主格)にかえ、文頭に置く。
 2) 動詞を「be(の変化形)+ 過去分詞」の形に変える。
 3) 動作主を示す前置詞 by を置き、その次にもとの主語を目的
  格にして置く。

 受身の文では行為者(する人)を表す場合 by~で表します。
 行為者を言う必要がない場合は省略します。
 過去を表すときはbe動詞が過去形になります。

 <例文>

 This cake was made by her.
 このケーキは彼女によって作られた。
 English is spoken in Newzealand.
 ニュージーランドでは英語が話されています。

 上記の疑問文は次のとおりとなります。

 Was This cake made by her?  Yes,it was.
 Is English spoken in Newzealand?  Yes,it is.

 

 

 「by」以外の前置詞を使った受動態があります。

 受動態で、動作主をとくに明示する必要がない場合には、「by~」を省略することができますが、動詞によっては「by」以外の前置詞を使う場合がけっこうあります。

 これは、手段、材料や原因、理由などを表すことが多くあります

 <例文>

 1.材料

 This book is made of paper.
 この本は、紙からできています。

 紙の状態を残している、すなわち「材料」の場合は、「of」を使います。

 2.原料

 This book is made from wood.
 この本は、木からできています。

 木の原型はとどめていません。すなわち「原料」の場合は、「from」を使います。

 3.その他

 特に感情に関わる動詞の場合「by」以外が使われる場合がある。

 I was surprised at this.
 私は、これには驚いた。

 I am interested in learning English.
 私は、英語の学習に興味があります。

 I am pleased with new pen.
 私は、新しいペンがとても気に入っています。

 I am satisfied with this shoes.
 私は、この靴に満足しています。